さあ、下関の維新史跡巡りに出発。 わが国における近代国家の歩みを正しく認識するためには、まず明治維新を深く理解するとが必要ではなかろうか。私たち郷土下関市は、その激動の歴史的転換をもたらした幕末維新時の重要な舞台となり、数多くの史跡が身近に語りかけてくるのである。 志士の杜推進実行委員会では、維新時に示された長州の若き志士たちの活力を、再び今日の下関市にという願いから、そのシンボルのモニュメントとして、あるかぽーとの地に「青春交響の塔」を建立。合わせて維新史跡を巡る歴史探訪を実施した。 その歴史探訪は、1市4町の合併による史跡の広がりも含めて、5つのエリア、5回に日程に分けての実地となった。(その後歴史探訪は17回を数える) なお探訪の途中、ぜひ長府博物館に立ち寄り、豊富な維新資料にふれ、また博物館の隣接地にたつ万骨塔の霊石を一巡りされることもお勧めしておきたい。2016年には新しい下関市立歴史博物館も建設された。大いに期待したい。 |